「広島安産神社 宝筐印塔」については、「名所/旧跡>文化財 宝筐印塔」をご覧ください。

孟宗竹の薄暗くおい茂る中に、殆んど誰からも忘れられたかのように、ひっそりと、およそ高さが六十糎位はあろうかと思われる石の塔が建っている。
この石の塔を横からよく見ると、四角な柱の上に、段々の層になって山形をし、ところどころ苔むした石の屋根がのせてあり、その屋根の上に円い石がのせてある。その四角な柱のそれぞれの面には、一字づつ文字が刻まれている。それらは一つの台座の上におさまっているのである。
土地の人は、誰呼ぶともなく、五輪の塔と呼んだものの、実は宝篋印塔(ほうきょういんとう)と呼ばれるものらしい。建てられた年代は、ひょっとして鎌倉時代ごろのものではないだろうかなどと、噂されたこともある。
この塔の建ててある場所は中屋部落のずっと上手、県道からおよそ五十米位あがったところである。
ところで、この塔には、これにまつわる不思議な物語が伝えられている。

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「ふるさと白川 第4号」より

「広島安産神社 宝筐印塔」については、「名所/旧跡>文化財 宝筐印塔」をご覧ください。



書籍ふるさと白川 第4号
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