飛水峡(ひすいきょう)は、飛騨川の岐阜県加茂郡白川町から七宗町に渡る約12kmの峡谷。
2007年5月10日、日本の地質百選選定委員会が「日本の地質百選」の第1期選定として全国83箇所を選定(3月)した結果が発表されたが、その1つとして、飛水峡も選ばれている。
長年の濁流により川の岩盤には、甌穴(ポットホール)と呼ばれる円形状の穴が数多く見られる。
その甌穴群と飛騨川により深く削り取られた景観は、1961年7月6日、「飛水峡の甌穴群(おうけつぐん)」として国の天然記念物に指定された。なお、飛水峡を含めた流域一帯は、飛騨木曽川国定公園に指定されている。