百年の時を越え、未来へつなぐ白川町のシンボル

白川橋は、JR高山本線の建設が進み、白川口駅が開業した大正15年(1926年)に完成した鋼製の吊り橋です。

橋長115m、鋼トラス構造(三角形を組み合わせた構造)の主塔をもつ三径間吊り橋は、全国的にも珍しい構造で、当時としては先進的な技術と欧風の洗練されたデザインが融合した、たいへん貴重な近代橋梁です。

完成からおよそ100年。床材は木材からコンクリートへ改修されましたが、その姿は今なお当時の面影を色濃く残しており、日本の土木技術の高さを今に伝えています。

その歴史的・技術的価値が認められ、2006年には土木学会選奨土木遺産、2014年には国の登録有形文化財に登録されました。

また、白川橋は飛騨木曽川国定公園内に位置し、清流白川と飛騨川の合流点に架かる橋として、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の澄んだ空気の中で見せる姿は、訪れる人々を魅了します。

幻想的なLEDライトアップ

日没後には橋全体がLEDライトでライトアップされ、飛騨川の水面に幻想的な光景が映し出されます。季節ごとの彩りに加え、お盆やお正月、ゴールデンウィークなどにあわせて特別カラーで点灯し、白川町の夜を優しく彩ります。

100年の歴史を刻み、これからも人々の想いをつなぎ続ける白川橋。ぜひ、昼と夜、それぞれの表情をお楽しみください。



白川橋概要

登録:国登録有形文化財(2014年)

名称:白川橋

完成:大正15年(1926年)

橋長:115.0m

指定:土木学会選奨土木遺産(2006年)